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プラセンタ注射をすると献血ができなくなる

日本赤十字社の発表では平成18年10月10日から当面の間、ヒト胎盤(プラセンタ)由来製剤の注射薬を過去に使用したことのある方の献血をご遠慮いただいておりますとされています。
対象の注射薬は、ラエンネック(日本生物製剤)とメルスモン(メルスモン製薬株式会社)です。

これは、プラセンタ注射薬を使用することにより、vCJD(変異型クロイツフェルト・ヤコブ病)の感染する可能性が理論的に否定できない為です。
プラセンタと輸血の関係についてはこちらも参考にすると良いでしょう。

輸血や、臓器移植と同様にヒト由来の胎盤からつくられているため、念のため献血が出来なくなっています。
が、これまでプラセンタ注射の使用を通じて、vCJDの感染は報告されていません。
が、輸血では、イギリスで感染が疑われる症状が数件報告されている為です。

このvCJDは、急激な意識障害と運動失調、進行性の痴呆が特徴の中枢神経疾患です。
このvCJDは、検査方法が確立されておらず、また発病を予防する方法はまだ研究段階で、発明されておりません。
そのため、この病気にならないようにリスクを遠ざける必要があるのです。

プラセンタのサプリメントや化粧品などプラセンタが配合されている商品を服用した場合でも「ラエンネック」「メルスモン」この2種類のプラセンタ注射を使用していない場合は、献血が可能です。
献血は、病気やけがなどで、輸血を必要とする人の為にあります。
血液には、酵素や栄養を運んだり、免疫など生命を維持するためには、欠かすことのできないものです。

条件はことなりますが、16歳から69歳までの方が献血できます。
ですが、回数や、病歴、服用歴、体調など献血する人と輸血される人、両方の安全を守るために、基準を満たしている必要があります。

また、長期保存ができませんので、常に新しい血液が必要になります。
そのため、特に、冬から春先にかけては一時的に血液が不足することもあります。
ぜひ、条件を満たす方は、献血に参加するようにして下さい。